ウォーキングコース詳細
氷川参道の樹木に触れながらの大宮公園への散策
JRさいたま新都心駅を後にして中山道出ると、氷川参道に建てられた「一の鳥居」が直ぐに目に付く。この鳥居が、およそ2km続く参道の出発点である。
氷川神社の本殿までには、「二の鳥居」と「三の鳥居」もあり、鬱蒼とした高木が参道の両側に立ち並ぶ。その数と言ったらおよそ650本にもなるという。種類としては「ケヤキ」が圧倒的に多く、高層マンションの立ち並ぶ市街地の中で、緑の潤いを提供している。
三の鳥居を潜ると、神池に架かる朱塗りの神橋はもう直だ。その昔、この辺り一帯は「御沼(みぬま)」と呼ばれており、沼の畔に建つ社殿の池から水が湧き出て、御沼に注ぎ込む水源になっていたという。その池がこの神池であるという。楼門を潜って中に入ると神楽殿があり、その奥に廻ると、銅板葺きの本殿や拝殿に進む事が出来る。
この神社は第五代孝昭天皇の時代に創建されたもので、後の聖武天皇の時代に武蔵国一宮と定められた。祭神は須佐之男命(スサノオノミコト), 奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト), 大己貴命(オオナムチノミコト)の三体で、明治4年官幣大社に加えられ、昭和42年、大改修が行われ現在に至る。
氷川神社の北側に進むと、県営大宮公園に至る。約34万5千平方米の敷地にはサッカー場、競輪場、野球場・・・等が有り、多くの人が楽しんでいる。昔は武蔵野の面影を残したままだったので、正岡子規、森鴎外・・・等々の文人も散策を楽しみに来たそうである。およそ1600本もの桜があるので、春の開花の時期ともなると、観桜客で賑わう所でもある。
大宮公園の西北端には県立歴史と民俗の博物館がある。昭和46年、埼玉県百年記念事業の1つとして創設されたもので、赤レンガ造りの3階建のモダンな建物である。館内には県内で出土した埴輪や農耕器具、さらには仏像、工芸品等の古美術品などが展示されている。
コース詳細
コース | JRさいたま新都心駅 → 氷川参道(一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居) → 氷川神社 → 大宮公園 → 県立歴史と民俗の博物館 → 東武野田線 大宮公園駅 |
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その他立ち寄り地 | |
距離/所要時間 | 約4km / 約3時間 |
最寄駅 | 最初のガイド地:JRさいたま新都心駅、最終のガイド地:J東武野田線大宮公園駅 |
トイレポイント | JRさいたま新都心駅、東武野田線大宮公園駅、大宮公園 |
AED設置箇所 | JR大宮駅、東武野田線大宮公園駅 |
氷川神社第2鳥居 |
大宮公園 |
県立歴史と民俗の博物館 |